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クリスマスの週末、世界の航空会社4500便以上欠航 オミクロン株拡大で

2021年12月26日(日)10時26分
クリスマスイブのニューヨーク・ケネディ国際空港

空の便が例年混雑するクリスマスが週末に重なった今年は世界各地で4500便以上が欠航した。新たな変異株オミクロンが出現し、新型コロナウイルスの感染が拡大しているためで、休暇中に移動を計画していた人たちに影響が出た。写真は24日、米ニューヨークのケネディ国際空港で撮影(2021年 ロイター/Dieu-Nalio Chery)

空の便が例年混雑するクリスマス、週末に重なった今年は世界各地で4500便以上が欠航した。新たな変異株オミクロン株が出現し、新型コロナウイルスの感染が拡大しているためで、休暇中に移動を計画していた人たちに影響が出た。

航空便の運行状況を追跡するウェブサイト「フライトアウェア」の集計によると、金曜日に当たった24日のクリスマスイブは少なくとも2401便が欠航した。さらに1万便近くが遅延した。

クリスマス当日の25日は1779便が、26日は402便がキャンセルされた。

今週末に欠航したフライトのうち、米国の国内便と出入国便が4分の1以上を占めた。

米航空大手のユナイテッド航空とデルタ航空は、24日だけで合わせて約280便を運休した。コロナの感染拡大で人員が足りないためとしている。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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