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変異株オミクロン株、日本で感染2例目を確認 政府、航空各社に国際線予約停止を要請
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日本国内で2例目となる新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染者が確認された。成田空港で11月30日撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
日本航空とANAホールディングスは1日、国土交通省の要請を受けて日本に到着する国際線の新規予約を停止した。世界的にオミクロン株の感染が広がり始めたことを受けた対応で、日本国内ではこの日、2人目の感染が確認された。
日本航空とANAの新規予約停止は12月末まで。日本経由で他国に向かう乗り継ぎ客を除く、すべての国際線の日本到着便の予約受付を1日から取りやめた。例年12月は年末年始に帰国する海外在住の日本人などの予約が増える時期で、両社によれば、日本は感染者数も減少していたため、予約が堅調に入ってきていたという。
2例目のオミクロン株感染について、松野博一官房長官は1日午後の会見で、感染が確認されたのはペルーに滞在していた20代の男性であると発表した。国籍は明らかにしていない。FNNによると、この男性は11月29日に入国した。
前日には、28日にナミビアから入国した外交官がオミクロン株に感染していることが判明している。
世界各国でオミクロン株の感染が広がりつつあることを受け、日本政府は外国人の新規入国を原則停止し、1日あたりの入国者数の上限を約3500人に引き下げるなど水際対策を強化している。
外務省は1日午前、オミクロン株の感染が広がっている南アフリカやナミビアなど10カ国について在留資格保持者の再入国も停止すると発表していた。
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