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EU､コロナ飲み薬供給巡りメルク・ファイザーと交渉

2021年11月9日（火）09時25分
新型コロナウイルス飲み薬

米製薬メルクおよびファイザーが開発中の新型コロナウイルス飲み薬について、欧州連合（ＥＵ）が供給契約締結の可能性を巡り両社と交渉を進めていると、ＥＵ高官がロイターに対し明らかにした。写真は１０月２６日撮影（２０２１年　ロイター）

米製薬メルクおよびファイザーが開発中の新型コロナウイルス飲み薬について、欧州連合（ＥＵ）が供給契約締結の可能性を巡り両社と交渉を進めていると、ＥＵ高官がロイターに対し明らかにした。

高官によると、メルクがすでにＥＵの規制当局にデータ提出を開始しているため、メルクとの交渉はより進んだ段階にあるという。

メルクはこれまでに、新型コロナウイルス飲み薬「モルヌピラビル」が重症化の恐れのある患者の入院や死亡のリスクを約５０％減らす効果があるという中間臨床試験結果を公表。ファイザーも、開発中の飲み薬について、入院と死亡のリスクが８９％低下したという臨床試験（治験）結果を発表している。



［ロイター］


トムソンロイター・ジャパン

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