アメリカの裁判所が「麻薬王のカバ」を人間と認める歴史的判断
Pablo Escobar's Columbian Hippos Are Legally People: Court Ruling
2021年10月22日(金)19時16分
ALDFの声明によれば、「米国の法律は、外国の訴訟の『関係者』であれば誰でも、連邦裁判所に対して、外国の訴訟を支援するために米国内で宣誓証言を行う許可を求めることができると定めている」と書かれている。「米国の最高裁判所は、この法律の下では、外国の訴訟当事者は『間違いなく』『関係者』に該当すると述べている。カバたちはコロンビアの訴訟の原告であることから、『関係者』に該当することになる」
専門家たちは、この歴史的な判決が、ブロンクス動物園に暮らすゾウのハッピーなど、ほかの動物たちの法的権利を巡る訴訟の判例になると考えている。フロリダ州の動物権利擁護団体ノンヒューマン・ライツ・プロジェクト(NhRP)は2018年から、ハッピーに法「人格」を与えるための訴訟を起こしてきた。ニューヨーク州控訴裁判所は2021年5月、この審理を行うことに同意した。
(翻訳:ガリレオ)
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