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アフガン情勢アフガニスタン南部カンダハルのモスクで自爆テロ 35人死亡、ISが犯行声明
アフガニスタン南部カンダハルのイスラム教シーア派のモスクで15日に起きた爆発で、スンニ派の過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。この爆発で少なくとも35人が死亡、68人が負傷した。写真はモスクから犠牲者が救出される様子。ロイターテレビの映像から。
アフガニスタン南部カンダハルのイスラム教シーア派のモスクで15日に起きた爆発で、スンニ派の過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。この爆発で少なくとも35人が死亡、68人が負傷した。目撃者によると、3人の人物が自爆攻撃を仕掛けた。
ISが系列のアマク通信を通じて発表した声明によると、兵士2人がモスクの警備員らを射殺した後、建物内に入り、礼拝者の集団の間で自爆した。
カンダハルのミルワイス病院の当局者はロイターに対し、35人が死亡し、68人が手当を受けていると明らかにした。
地元記者が目撃者の話としてロイターに語ったところによると、3人の攻撃犯のうち1人がモスクの入り口で、2人が建物内で自爆した。ソーシャルメディアには、現場となったイマームバルガモスクの写真や映像が投稿されており、血だらけの床に死者と負傷者が横たわっている様子が映っている。
イスラム主義組織タリバンのザビフラ・ムジャヒド報道官は、治安部隊を動員して犯人を探し出し、イスラム法に基づいて裁くと表明。現場にはタリバンの特殊部隊が到着した。
イスラム教シーア派に属する隣国のイランは、大使館を通して「タリバン指導部がこうした悪質なテロリスト行為を断固として取り締まることを求める」とし、攻撃を非難した。
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