レイプドラッグの恐るべき「効果」を示す映像、被害女性の母親が公開
Mom Shares Video of 'Possessed' Daughter in Hospital After Drink 'Spiking'
クレアは、ほかの若い女性たちに意識を高めてもらいたいと願って、娘の動画を共有したという。「こんな恐ろしい行為から一人でも救うことができるのであれば、これを共有した価値はあると思う」
ミリーは、今回の出来事をきっかけに、外出をためらうようになってしまったと話す。「誰にもこんな思いをしてほしくない。これほど怖い思いをしたのは初めて」と、彼女は言う。「本当にひどいと思う。あんな思いは誰もするべきじゃない!」
ナイトクラブのムームーは本誌の取材に対し、「飲み物を注文するときは、必ずその場にいて、絶対に飲み物を放置しないでほしい」と呼び掛けている。「薬物が混入されたと思われる飲み物は、被害女性の知り合いから手渡されたようだ。その時点で私たちに報告はなかったが、私たちも現在、警察の捜査に協力している」
BBCによれば、飲み物に薬物を混入する事件は一般に広がっており、英国のイングランドとウェールズでは、2015~19年に約2650件が報告されている。
飲み物に何かを入れるのはあまりに簡単
また2020年8月には、カナダのトロントに暮らすメル・ホールという人物がTikTokに動画を投稿し、その中で自ら実演することで、飲み物に何かを混入することがいかに簡単かを証明してみせた。
飲み物に薬物を滑り込ませるテクニックをいくつか実演した後、ホールは、それらの動きを覚えるのがどんなに簡単であるかを説明し、次のように述べた。「たとえ現実でなくても、やった後はとても嫌な気持ちになる」
(翻訳:ガリレオ)