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ワクチンが不足すればテロが増える──アフリカのコロナ禍

2021年6月14日(月)16時15分
ローズ・ナマヤンジャ(元ウガンダ情報相)

バイデン米大統領は6月11日のG7サミット開幕前、5億回分のワクチン提供を発表した。他の参加国も十数億回分のワクチン提供で合意する見込みだという。問題解決に向けた明るい一歩だ。

アフリカ大陸の人口は世界で最も若い。ウガンダでは、4700万人の国民の77%が25歳未満だ。彼らは教育レベルが高く、国際的な視野を持ち、ITに精通している。この層はいずれ世界経済の消費者になり、多くの起業家を輩出するはずだ。

パンデミックからの脱却がほんの少し見え始めた今、世界は一致協力して再生と復興に取り組むべきだ。それが世界全体のためになる。

From Foreign Policy Magazine

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