テスラ車販売、3月も欧州主要国で振るわず 第1四半期も減少

4月1日、米電気自動車(EV)大手テスラの3月のフランスでの販売台数が3カ月連続で前年割れとなった。写真はスペイン・バラカルドのテスラ充電施設で3月撮影(2025年 ロイター/Vincent West)
Alessandro Parodi
[1日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラの欧州主要国での販売が3月は再び減少した。中国との競争激化やマスク氏への反発から敬遠されているようだ。
3月のフランスとスウェーデンでの販売台数が3カ月連続で前年割れとなり、第1・四半期の販売台数は2021年以降で最低。
同社の最高経営責任者(CEO)を務める実業家イーロン・マスク氏はトランプ米大統領の最側近として、政権の意思決定に関与しており、テスラ車は、マスク氏の右派的な言動への反発から複数の国で破壊行為の標的となっている。
フランスの自動車業界団体PFAによると、テスラ車の3月のフランスでの登録台数は前年同月比36.83%減の3157台。第1・四半期の登録台数は6693台だった。
公式データによると、テスラ車の3月のスウェーデンでの登録台数は前年同月比63.9%減の911台。第1・四半期の登録台数は1929台だった。
ノルウェーは1%減の2211台、デンマークは65.6%減の593台、オランダは61%減の1536台だった。ポルトガルは2%増だった。
フランスでの市場シェアは1.63%に低下。比亜迪(BYD)をはじめとする中国のEVメーカーなどにシェアを奪われた。
四半期の販売台数はフランスで41.1%減、スウェーデンで55.3%減、ノルウェー12.5%減、デンマーク56.4%減、オランダ49.7%減、ポルトガル26%減となった。
フランス全体の新車登録台数は3月に14.54%減少。第1・四半期は7.83%減だった。
テスラは4月2日に世界全体の第1・四半期の納車・生産台数を発表する。
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