自分の家に押し入った泥棒と親友になった女性 「人は変われる」
We Made Friends With Our Robber
事件があった年のクリスマスに、ニールからプレゼントが送られてきた。昨年のクリスマスには素敵なネックレスを贈ってくれ、私は彼のために室内履きやセーターを買った。あり得ないような話だが、私たちは友人同士なのだ。
保護観察所で対面した日、助けが必要になったら知らせてほしいと、ニールは言った。テリーが病気の末期段階になり、私は関節炎に悩まされているために昨年引っ越しをしたところ、庭がやぶだらけで手に負えなかった。この春、ニールが何度かやって来て庭仕事を手伝ってくれた。ニールは本当に働き者だ。
どんな犯罪者も、C3のようなプログラムに参加する機会に恵まれたら、挑戦すべきだと思う。同時に犯罪被害者にも、チャンスを与えてみることを勧めたい。
先日、私たちの話がフェイスブックに投稿された。否定的で辛辣なコメントが多かったなかで、「ヒョウは体の模様を変えられないが、人間は変われる」というポジティブな感想が印象に残った。
罪を犯した人がどんな人生を送ってきたか、私たちには分からない。彼らが変わらないかどうかも未知数だ。
C3のおかげで、私たちはニールとヘインズという2人の親友を得た。ニールが立派にやっている姿を見るのは私の喜びだ。
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