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ツイッター、トランプのメッセージをシェアするアカウントを停止

2021年5月7日(金)11時03分
トランプ前大統領の凍結されたツイッターアカウント

米ツィッター社は5月6日、トランプ前大統領のウェブサイト上に4日に追加された新設ページ「ドナルド・トランプの執務机から」の書き込みをシェアするためツイッター上に作られた複数のアカウントを停止した。1月、ワシントンで撮影(2021年 ロイター/Joshua Roberts/Illustration)

米ツィッター社は、トランプ前大統領のウェブサイト上に4日に追加された新設ページ「ドナルド・トランプの執務机から」の書き込みをシェアするためツイッター上に作られた複数のアカウントを停止した。アカウント停止措置の回避を禁止する同社規則に違反したためとしている。

同社広報担当者は声明で、会社の方針に基づき、「停止されたアカウントに関連してコンテンツを代替したり宣伝したりする意図が明らかなアカウント」に対し措置を取ると発表した。

同社はこれまでも、停止措置を迂回する狙いでない限りは、トランプ氏のサイトのページからユーザーがコンテンツをシェアすることは認められると表明していた。

停止されたのは「@DJTDesk」、「@DJTrumpDesk」などのアカウント。トランプ氏の代理人は、こうしたアカウントとトランプ氏側は関係がないと表明した。

トランプ氏のツイッターアカウントは8800万人以上のフォロワーがあったが、トランプ氏支持者らによる1月6日の連邦議会襲撃事件を受けて、ツイッター社が永久凍結。トランプ氏が大統領選に再出馬することがあっても凍結は変わらないとした。他のソーシャルメディア運営企業も程度の差はあるが、似たような措置を発動した。

トランプ氏が新設ページに投稿するメッセージは、読んだユーザーがツイッターとフェイスブックの双方でシェアできるようになっている。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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