最新記事

感染第4波

東京都5月1日のコロナ新規感染1050人 前週比111.8%、陽性率7%近くに上昇

2021年5月1日(土)15時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
2021年1月からの東京都の新型コロナウイルス新規陽性者数の推移。

東京都は5月1日、都内で新たに1050人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。グラフは今年1月からの新規陽性者数の推移。

東京都は5月1日、都内で新たに1050人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。

昨日の698人から352人の増加。また先週金曜23日の876人から174人の増加となっている。
7日間移動平均の新規陽性者数では798.3人で前週比111.8%に増加。また、このところ、PCR検査での陽性率が上昇し4月29日時点で6.9%となっており、3度目の緊急事態宣言の効果が出る来週までは、感染拡大が続くとみられる。

この日確認された陽性者の内訳は、
10歳未満:33人(約3%)
10代:72人(約7%)
20代:272人(約26%)
30代:220人(約21%)
40代:173人(約16%)
50代:152人(約14%)
60代:64人(約6%)
70代:38人(約4%)
80代:16人(約2%)
90代:10人(約1%)
となっている。また65歳以上の高齢者は93人となっており、全体の9%を占めている。

一方、重症者は前日の65人に対して63人で2人減少している。

これで東京都内で確認された陽性者の累計は140126人となった。

小池知事「ゴールデンウイークをどう過ごすかによって悪夢のシナリオも」

こうしたなか、東京都の小池知事は28日午後の定例会見で、緊急事態宣言による休業要請などについて都民、事業者の協力に感謝をしながら、「私自身が見ていても繁華街をはじめとする都内の人流が十分に抑えられているとは言えない。そして夜間の人口についても依然として高い水準で推移している。この状況がずっと続くとゴールデンウィーク期間を過ぎてもなお感染者数の増加が続き、感染爆発を迎えるかもしれない」と高い緊張感を示した。

そのうえで「そうならないためにこのゴールデンウィークを締めていかないといけない。今日また明日からのゴールデンウィークをどう過ごすかによっては悪夢のシナリオになっていく」と警戒を高めている。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、FDA長官に外科医マカリー氏指名 過剰

ワールド

トランプ氏、安保副補佐官に元北朝鮮担当ウォン氏を起

ワールド

トランプ氏、ウクライナ戦争終結へ特使検討、グレネル

ビジネス

米財務長官にベッセント氏、不透明感払拭で国債回復に
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:超解説 トランプ2.0
特集:超解説 トランプ2.0
2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 2
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 3
    「このまま全員死ぬんだ...」巨大な部品が外されたまま飛行機が離陸体勢に...窓から女性が撮影した映像にネット震撼
  • 4
    北朝鮮は、ロシアに派遣した兵士の「生還を望んでい…
  • 5
    ロシア西部「弾薬庫」への攻撃で起きたのは、戦争が…
  • 6
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対す…
  • 7
    「何も見えない」...大雨の日に飛行機を着陸させる「…
  • 8
    クルスク州のロシア軍司令部をウクライナがミサイル…
  • 9
    「ダイエット成功」3つの戦略...「食事内容」ではな…
  • 10
    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 3
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査を受けたら...衝撃的な結果に「謎が解けた」
  • 4
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 5
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 6
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対す…
  • 7
    北朝鮮は、ロシアに派遣した兵士の「生還を望んでい…
  • 8
    Netflix「打ち切り病」の闇...効率が命、ファンの熱…
  • 9
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 10
    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 4
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大き…
  • 5
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 6
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 7
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 8
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 9
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋…
  • 10
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中