大阪府、20日のコロナ感染1,153人 緊急事態宣言の要請を決定
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大阪府は20日、新たに1,153人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。グラフは昨年10月以降の新規陽性者数の推移
大阪府は20日、新たに1,153人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。
昨日は719人と3桁台に減少したが、それ以外は先週火曜日13日以降1000人超えが続いている。
また、大阪府は新型コロナウイルスに感染して亡くなった人が新たに8人確認されたと発表した。
大阪府では5日から「まん延防止等重点措置」の適用を受けているが、感染拡大に歯止めがかからず、7日には224ある重症病床床の運用率が70%を突破。12日からは90%を超えてぎりぎりの状態が続いている。
危機的な状況を踏まえ、大阪府の吉村知事は20日午後に対策本部会議を開き、国に対して緊急事態宣言の発出を要請すること決定した。
吉村知事は大阪府の感染状況について「極めて厳しい感染状況にあり、医療提供体制も極めて厳しい」と語り、「まん延防止等重点措置の適用から2週間経過したが、大きく感染を抑えられる状況になっていない。国に緊急事態宣言を要請する判断をした」と説明した。20日中にも国に対して発出を要請するという。