大阪、13日の新規コロナ感染1099人 初の1000人超え
大阪府は13日、新たに1099人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。グラフは昨年10月以降の新規陽性者数の推移
大阪府は13日、新たに1099人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。
新規感染者が1000人を超えるのは初めて。これまで最多だった10日の918人を181人も上回り、感染拡大が深刻な状況だ。
また、大阪府は新型コロナウイルスに感染して亡くなった人が新たに8人確認されたと発表した。
大阪府では5日から「まん延防止等重点措置」の適用を受けているが、感染拡大に歯止めがかからず、7日には224ある重症病床床の運用率が70%に達し、独自基準の大阪モデルに基づいた赤信号を点灯し「医療非常事態」を宣言している。
吉村洋文知事は「まん延防止等重点措置」効果が出なかった場合、来週にも国に緊急事態宣言の発出を要請する考えを示している。
菅義偉首相は12日、衆院決算行政監視委員会で、大阪の感染状況について1月の緊急事態宣言の発令時よりも「厳しくなっている」と発言している。