ヘンリー王子&メーガン妃インタビュー、誰が勝者で誰が敗者なのか?
Who Won the Interview?
12位:パラマウント+ CBSの動画配信サービス「パラマウント+」は、今回の特番をストリーミングで視聴するのに最適なメディアになるはずだった。ところが権利関係の複雑な絡みで、ライブ後の配信はできなかった。世紀のインタビューで新ブランドの立ち上げに華を添えるという思惑は外れた。
13 位:エリザベス女王 当然のことながら、メーガンはヘンリーの祖母であるエリザベス女王を悪く言わないように細心の注意を払っていた。制度としての王室からはひどい仕打ちを受けたが、女王陛下は素晴らしい人だと彼女は繰り返し語り、女王がその「制度」の主であるという不都合な真実には目をつむった。
14位:フィリップ殿下 女王の夫フィリップ殿下についても、メーガンは一度として悪く言わなかった。オンエアの翌日にはオプラも、2人の間に生まれる赤ん坊の肌の色に「懸念を表明」した王室メンバーは女王夫妻ではないと明言した。王室メンバーで最も人種差別的な発言をしそうなのはフィリップなのだが。
負け組
15位:王室人事部 メーガンは最後の手段として王室の人事部を訪れ、メンタルヘルスの治療を受けたいと相談したが、彼女の記憶によれば、「同情はするけれど、あなたを守るためにできることはない」と突き放されたという。そもそも彼女をそこまで追い込んだ王室と家族が悪いのだが、この対応はひどかった。
16位:キャサリン妃 インタビューからは「ひどい人物」という印象は受けないが、結婚式のフラワーガールのドレスをめぐって彼女がメーガンを泣かせた(そしてマスコミの虚偽報道にも抗議しなかった)というのはまずい。
メーガンはしきりに、彼女はちゃんと謝罪したと言い、兄嫁とけんかなどしていないと繰り返したが、キャサリン妃にとってあまり好ましくない状況なのは確かだ。
17位:ウィリアム王子 ヘンリーは番組で兄についてほとんど語っていないが、メーガンを不当に扱った人物の1人がウィリアムである可能性は否定できない。いずれにせよ兄弟の関係が緊張状態にあるのは明白だ。ヘンリーは兄との関係について、「今は距離を置いている。時間が解決してくれることを願っている」と語るのみだった。