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感染症対策ワクチンに関してはバイデンもアメリカファースト「接種は米国民先行、他国支援は以降に」
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バイデン米大統領(写真)は新型コロナウイルスのワクチン接種について、まず米国民を優先させる考えを示した。ホワイトハウスで撮影(2021年 ロイター/Tom Brenner)
バイデン米大統領は10日、新型コロナウイルスのワクチン接種について、まず米国民を優先させる考えを示した。
これに先立ちバイデン氏は、米医薬品・日用品大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の1回接種タイプの新型コロナウイルスワクチン1億回分を追加調達するよう政権に指示した。パンデミック(世界的大流行)で「予期せぬ課題」に直面した場合に備える。
バイデン氏は、記者団に「まず米国民への対応を確実にする。ただ、その後、他国を支援する考えだ」と説明した。
「(ワクチンの)余剰があれば、他国と共有する」と述べ、米国は、途上国にワクチンを供給する世界的な枠組み「COVAX(コバックス)」への40億ドル拠出を既に表明していると説明した。
その上で、全ての国で感染が収まらない限り、パンデミックが終息しないことは明確だと述べた。
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