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人種問題米ミネアポリス市、ジョージ・フロイド遺族に29億円で和解 警官の不法行為で最大規模
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米ミネソタ州ミネアポリス市は12日、昨年5月に起きた黒人男性暴行死事件を巡る訴訟で、被害者のジョージ・フロイドさん(当時46)の遺族に2700万ドル(約29億円)を支払うことで和解した。和解を発表する遺族と市当局者ら、12日撮影。(2021年 ロイター/Nicholas Pfosi)
米ミネソタ州ミネアポリス市は12日、昨年5月に起きた黒人男性暴行死事件を巡る訴訟で、被害者のジョージ・フロイドさん(当時46)の遺族に2700万ドル(約29億円)を支払うことで和解した。
遺族側の弁護士によると、捜査当局の不法行為による死亡事件での公判前の和解金としては史上最高額だという。
フロイドさんの家族は「ジョージのために正義を求める悲劇的な道のりの一部が解決したことはうれしい」と述べた。
フロイドさんは白人警官に首を約9分間押さえされ死亡し、目撃者が撮影した動画をきっかけに米国で最大規模の抗議運動に発展した。

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