ジョー・バイデン、第46代アメリカ大統領に就任 「無意味な戦い終結」と団結訴え
各国首脳はバイデン氏の就任に祝意を表明。欧州委員会のフォンデアライエン委員長はホワイトハウスに「友人」がいることを楽しみしているとし、バイデン大統領と新型コロナ感染拡大への対応や気候変動問題のほか、多国間主義の再構築などで共に取り組んでいく意向を示した。
ジョンソン英首相も、新型コロナ禍からの景気回復や気候変動、大西洋地域の安全保障強化という共通の課題で連携していくことに期待を表明した。
また、イラン外務省の報道官は「米国の問題に対処できるのは米国だけと世界は分かっている。単に言葉だけではなく実行でだ」とツイッターに投稿した。
ドイツのシュタインマイヤー大統領はビデオメッセージで、「民主主義にとって良い日になった。米国は大きな難局に直面したが、これに耐えた。バイデン氏が大統領に就任し、ホワイトハウスの主となったことに安堵(あんど)している。多くのドイツ国民も同様だろう」と述べた。
フランスのマクロン大統領は、われわれは米国と共にあるとし、「未来を構築していく。(地球温暖化対策の国際枠組み)パリ協定にお帰りなさい!」とツイッターに投稿した。
カナダのトルドー首相は、新型コロナ感染拡大のほか、気候変動や環境に優しい経済発展などで引き続き協力していくと表明。社会の多様性を受け入れながら、国内外で民主主義と平和の促進に共に取り組みたいとの考えを示した。
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は「一段と健康で、公平で、安全で、持続可能な世界に乾杯!」とツイッターに投稿し、バイデン大統領とハリス副大統領の就任に祝意を示した。
*内容を追加しました。
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