最新記事

感染第3波

東京都14日の新型コロナ新規感染1502人 専門家「入院と宿泊療養の限界を超え極めて深刻な状況」

2021年1月14日(木)21時40分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

東京都は14日、都内で新たに1502人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。また感染拡大による医療提供体制のひっ迫を受けて自宅療養者は8,837人と最多を更新した。

東京都は14日、都内で新たに1502人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。これは木曜日としては先週7日の2,447人に次ぐ2番目に多いもの。

この日確認された陽性者の内訳は、
10歳未満:48人(約3%)
10代:100人(約7%)
20代:379人(約25%)
30代:293人(約20%)
40代:214人(約14%)
50代:207人(約14%)
60代:113人(約8%)
70代:82人(約5%)
80代:51人(約3%)
90代:15人(約1%)
となっている。また65歳以上の高齢者は202人となっており、全体の13%を占めている。

また、重症者は前日の141人に対して6人減って135人となっている。

これで1月に入って都内で確認された陽性者の合計は17,623人。また累計では80,068人となった。

11月から顕著となってきた新型コロナウイルスの感染第3波は、感染経路として家庭内での感染がもっとも多くなっているほか、企業や飲食店などでもクラスターが発生し感染拡大防止が難しい状況になっている。

また感染拡大による医療提供体制のひっ迫を受けて自宅療養者と入院・療養等調整中が増加。自宅療養者は8,837人と最多を更新した。

これらの人びとの体調確認などに保健所が忙殺されることで、新規陽性者の感染経路を追い切れず、さらなる新規陽性者が増加するという悪循環が生じている。

newsweek_20210112_212719.png

自宅療養者は8,452人と過去最多を更新した。

専門家「入院治療と宿泊療養の限界を超え、極めて深刻な感染状況」

こうしたなか、東京都は14日午後に新型コロナウイルスのモニタリング会議を開催。新規感染者の推移に関連して専門家は「新規陽性者数の増加比が約165%となり、爆発的な感染拡大を疑わせる水準で推移している」と指摘。

このままで増加すると「2週間後には新規の入院患者だけで確保した 4,000 床を超え、入院患者数は約 7,000 人となり、医療提供体制は破綻の危機に直面する」と引き続き実効性のある感染拡大防止策を直ちに行う必要があると訴えた。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

韓国憲法裁、尹大統領の罷免決定 直ちに失職

ビジネス

午前の日経平均は大幅続落、昨年8月以来の3万400

ビジネス

シャープ、堺工場の一部をKDDIに売却 100億円

ワールド

スイスへの米関税は理解不能、対策でEUと連携=財務
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    5万年以上も前の人類最古の「物語の絵」...何が描かれていた?
  • 2
    「最後の1杯」は何時までならOKか?...コーヒーと睡眠の「正しい関係」【最新研究】
  • 3
    【クイズ】日本の輸出品で2番目に多いものは何?
  • 4
    アメリカで「最古の銃」発見...いったい誰が何のため…
  • 5
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 6
    得意げに発表した相互関税はトランプのオウンゴール…
  • 7
    「ネイティブ並み」は目指す必要なし? グローバル…
  • 8
    アメリカから言論の自由が消える...トランプ「思想狩…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 10
    テスラが陥った深刻な販売不振...積極プロモも空振り…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 5
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 6
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 7
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 8
    あまりにも似てる...『インディ・ジョーンズ』の舞台…
  • 9
    突然の痛風、原因は「贅沢」とは無縁の生活だった...…
  • 10
    なぜ「猛毒の魚」を大量に...アメリカ先住民がトゲの…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 5
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 6
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 7
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 8
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアで…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中