最新記事
パンデミック全米コロナ死者1週間で2.2万人、2週連続で最多 新規感染も増加
ロイターの集計によると、米国では10日までの1週間に新型コロナウイルス感染症による死者がで2万2000人強と、2週連続で過去最多となった。カリフォルニア州ミッションビエホで8日撮影(2021年 ロイター/LUCY NICHOLSON)
ロイターの集計によると、米国では10日までの1週間に新型コロナウイルス感染症による死者がで2万2000人強と、2週連続で過去最多となった。新規感染者数も前週比17%増の170万人超と、週間として最多を記録した。
同週の1日当たりの死者は平均3239人と、2001年9月11日に起きた米同時多発攻撃の死者を超えた。
カリフォルニア州では3315人が死亡。前週から44%増加し、州別で最多となった。10万人に8人が死亡したことになる。
人口10万人当たりの死者数は、アリゾナ州が15人で最多。次いでロードアイランド州が13人、ウエストバージニア州が12人となっている。
米国での新型コロナ死者数は累計で約37万5000人に達しており、873人に1人が亡くなったことを意味する。 ワシントン大学の保健指標評価研究所(IHME)の予測によると、死者は4月1日までに56万7000人を突破する恐れがある。
米食品医薬品局(FDA)の元幹部は先週、「米国では月末までに国民の約30%が感染、別の10%がワクチンを接種する」との見通しを示した。
コロナ検査の陽性率は13.4%と、先週の13.6%から小幅低下。州別ではアイオワ州が59%で最も高く、次いでアイダホ州の54%、アラバマ州の45%となっている。
【話題の記事】
・新型コロナが重症化してしまう人に不足していた「ビタミン」の正体
・世界の引っ越したい国人気ランキング、日本は2位、1位は...
2024年11月26日号(11月19日発売)は「超解説 トランプ2.0」特集。電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること。[PLUS]驚きの閣僚リスト/分野別米投資ガイド
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら