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感染症対策NY州コロナ対策の集会制限を宗教団体が提訴 最高裁が支持
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米連邦最高裁判所はニューヨーク州が新型コロナウイルス感染対策として宗教施設での集会を制限したことに対して起こされた訴訟で、訴えを支持する判断を下した。写真は10月14日、ニューヨーク市で撮影(2020年 ロイター/Shannon Stapleton)
米連邦最高裁判所は25日夜、ニューヨーク州が新型コロナウイルス感染対策として宗教施設での集会を制限したことに対して起こされた訴訟で、訴えを支持する判断を下した。
判決は5対4。トランプ大統領が指名し先月就任した保守派のバレット判事が賛成し、決定的な役割を果たす結果となった。ロバーツ長官は3人のリベラル派判事と共に反対に回った。
ニューヨーク州のクオモ知事は10月6日、新型コロナ感染が急増している一部地域で不要不急でないビジネスの休止を命じ、宗教施設での集まりは地域により10人か25人に制限した。
これに対しカトリック団体と2つのユダヤ教団体が訴えを起こし、憲法で保障された信教の自由を侵害しているほか、食料品店など必要不可欠なビジネスよりも厳しい制限を宗教施設に課していると主張していた。
今年これまでにネバダ州とカリフォルニア州の教会が同様の訴訟を起こしており、最高裁はいずれも5対4で退けた。これらの判決はバレット氏就任前で、4人のリベラル派判事にロバーツ氏が加わり多数となった。
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