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感染第2波シカゴ市、30日間の外出禁止勧告 コロナ検査の陽性率15%に上昇
米イリノイ州シカゴ市のライトフット市長は12日、住民に対して30日間外出を控え、感謝祭の期間も自宅に友人や親戚など人を招かないよう勧告を発した。ニュージャージー州のニューアークの検査施設で撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)
米イリノイ州シカゴ市のライトフット市長は12日、住民に対して30日間外出を控え、感謝祭の期間も自宅に友人や親戚など人を招かないよう勧告を発した。過去2週間で新型コロナウイルスの新規感染者が急増しているためだ。
ライトフット氏は、住民が行動様式を変えて感染拡大を食い止めなければ、年末までに新型コロナの死者が1000人を超えかねないと警告。屋内、屋外を問わずイベントの参加人数を10人に制限し、州外から来た人には14日の自主隔離か、新型コロナ検査の陰性証明提出を求めると述べた。
同氏は「現下の厳しい現実では、誰もこれまで通りの状況を続けていけない」と訴え、シカゴでは過去1カ月の1日当たり新規感染者平均が500人から1900人に増え、陽性率も5%から15%に上がったと強調した。
またミシガン州デトロイト市ではこの日、公立学校の対面授業が来年1月11日まで中止されることになった。同市の感染者数も急増している。
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