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2020米大統領選トランプ、奴隷解放記念日の祝日化約束 黒人有権者にアピール
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トランプ米大統領はジョージア州アトランタで開いた選挙イベントで、6月19日の奴隷解放記念日「ジューンティーンス」を連邦祝日に制定することなどを公約し、黒人有権者にアピールした。奴隷制廃止日を祝うイベント。白人警官に拘束され死亡したジョージ・フロイドさんの肖像が飾られた。6月20日、コロラド州デンバーで撮影(2020年 ロイタ/Kevin Mohatt)
トランプ米大統領は25日にジョージア州アトランタで開いた選挙イベントで、6月19日の奴隷解放記念日「ジューンティーンス」を連邦祝日に制定することなどを公約し、黒人有権者にアピールした。
トランプ氏はまた、白人至上主義の秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)と反ファシストの極左活動アンティファをテロ組織に指定すると表明。黒人の資本アクセスの改善、雇用創出、黒人が経営する事業への支援と税優遇策の拡充も約束した。
トランプ氏は「米国人を常に最優先する。極めて重要なことだが、これには黒人の米国人が含まれる」と強調した。アトランタは大統領選の鍵を握るかもしれないジョージア州の最大都市で、黒人が人口の過半数を占める。
連邦祝日を制定する権限が唯一あるのは議会。ただ、トランプ氏は法案の提出で議会と協力することが可能。
ジューンティーンスを連邦祝日にするよう求める声は、今夏の抗議活動「Black Lives Matter(黒人の命は大切だ)」の広がりを受けて高まり、多数の企業はこの日を休日にした。既に47州と首都ワシントン(コロンビア特別区)が祝日にしたり記念日として認定しているが、ハワイ、ノースダコタ、サウスダコタは例外となっている。
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