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米中対立中国、ハイテク技術移転の規制強化 TikTok売却に影響も
中国政府は、ハイテク技術の海外移転に関する規制を強化した。新たな規制により、中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)が進めている傘下の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の一部事業売却が難しくなる恐れがある。写真はティックトックのロゴ。2019年11月撮影(2020年 ロイター/Dado Ruvic)
中国政府は28日、ハイテク技術の海外移転に関する規制を強化した。新たな規制により、中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)が進めている傘下の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の一部事業売却が難しくなる恐れがある。
中国政府は、海外移転を禁止もしくは制限するハイテク技術のリストを12年ぶりに改訂。対外経貿学院の崔凡教授は29日に報道された新華社とのインタビューで、今回の新規制はバイトダンスのティックトック事業売却にも適用されるだろうとの見通しを示した。
崔教授は「バイトダンスは関連技術の海外移転を計画しており、認可手続きを行う必要がある」と指摘した。
新規制に該当するハイテク技術を輸出する仮承認を得るには、最大30日かかる可能性がある。
バイトダンスの法律顧問は「28日に発表された新たな規制の内容について吟味を進めている」と述べ、技術移転に関するどのような規制も順守するとした。
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