最新記事

ビジネススキル

「マルチタスク」など存在しない、効率がいいのは一つのタスクに集中する「ワンタスク」

2020年6月11日(木)13時40分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

◆タスク処理の手順をルーティン化・定番化
日々、多少の変化はあっても、だいたい似たようなスケジュールで、似たようなタスクを処理しているのが一般的です。

似たような毎日なら、タスク処理の仕方をルーティン化して、タスクへの向き合い方を固めてしまうことができます。

たとえば、私の場合はデスクワークで、始業時間がほとんど変わらないことから、第2章で紹介する1日のタスクの整理、タスクの進捗確認など、毎日同じ時間に、同じ手順で取り組んでいます。

また、書類作成のときに使う、一つに集中するための工夫は〇〇、顧客対応のときは〇〇、というように、各タスク処理の場面で使う工夫も、定番のものがあります。

itten0104-01.jpg

上の図解は『図解でわかる 一点集中のすごいコツ――最強の時短仕事術』P27に掲載

◆ルーティン化・定番化のコツ
タスク処理の手順をルーティン化し、それぞれのタスク処理で使う一つに集中するための工夫を定番化することは、効率のアップにつながります。いちいち「今日はどうしよう、このタスクはどのように処理しようか」と考えることがなくなるためです。

ルーティン化・定番化のためには、コツがあります。それは、第2章で説明するタスクの整理や進捗の確認などのタスク処理の大枠を固めるための時間を固定すること。

たとえば、始業前にタスクの整理をし、午後1時にもう一度タスクを確認すると決めてしまうことです。

そして、各タスクにおいて一つに集中するための工夫を定番化することは、本書で紹介する工夫を自分の状況に合うようにカスタマイズすることで、達成が可能です。

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

午後3時のドルは154円後半、欧州PMIでユーロ一

ワールド

アングル:米政権の長射程兵器攻撃容認、背景に北朝鮮

ワールド

11月インドPMI、サービスが3カ月ぶり高水準 コ

ビジネス

S&P、アダニ・グループ3社の見通し引き下げ 米で
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:超解説 トランプ2.0
特集:超解説 トランプ2.0
2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対する中国人と日本人の反応が違う
  • 2
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 3
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 4
    Netflix「打ち切り病」の闇...効率が命、ファンの熱…
  • 5
    NewJeans生みの親ミン・ヒジン、インスタフォローをす…
  • 6
    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…
  • 7
    元幼稚園教諭の女性兵士がロシアの巡航ミサイル「Kh-…
  • 8
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 9
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 10
    ウクライナ軍、ロシア領内の兵器庫攻撃に「ATACMSを…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査を受けたら...衝撃的な結果に「謎が解けた」
  • 3
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り捨てる」しかない理由
  • 4
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 5
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 6
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対す…
  • 7
    アインシュタイン理論にズレ? 宇宙膨張が示す新たな…
  • 8
    クルスク州の戦場はロシア兵の「肉挽き機」に...ロシ…
  • 9
    沖縄ではマーガリンを「バター」と呼び、味噌汁はも…
  • 10
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 4
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 5
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 6
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 7
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 8
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 9
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 10
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中