新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(2日現在)
格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは1日、インドの信用格付けを「Baa2」から投資適格級で最も低い「Baa3」に引き下げた。長期間にわたる成長鈍化や債務増加、金融システムの一部における持続的な緊張を理由に挙げた。ニューデリーで撮影(2020年 ロイター/ADNAN ABIDI)
■メキシコの経済再開、組織的かつ円滑に行う必要=財務相
メキシコのエレラ財務相は1日、同国の経済再開は組織的かつ円滑でなければならないとし、新たな新型コロナウイルス感染拡大が発生すれば恐ろしい結果を招くと警告した。
■メキシコ、新型コロナ死者が1万人突破
メキシコの保健当局によると、同国の新型コロナウイルス感染による死者数は1日、237人増え、1万0167人となった。
■豪で新型コロナ最年少犠牲者とされた男性、再検査で陰性=当局
オーストラリア当局は、新型コロナウイルス感染症による同国の死者で最も若いとされていたクイーンズランド州の30歳の男性について、死亡時に新型コロナに感染していなかったことがその後の検査で判明したと発表した。
■対人距離とマスク、新型コロナ感染リスク抑制に有効=英医学誌
コロナウイルスの感染経路に関する研究結果をまとめたレビューによると、少なくとも1メートルの対人距離確保と、マスクおよび目を保護する防護具の着用が、COVID─19(新型コロナウイルス感染症)のリスク抑制に最善の策であることが分かった。
■豪州、ロックダウン措置さらに緩和 飲食店の収容人数拡大認める
オーストラリアの複数の州は1日、社会的距離制限をさらに緩和した。飲食店の収容人数を増やしたり、公共施設を再開させたりすることを認めた。
■新型コロナの威力低下、科学的根拠ない WHO専門家などが指摘
イタリアの著名医師が、新型コロナウイルスは威力を失っているとの見解を示したことに対して、世界保健機構(WHO)の疫学者などから、科学的根拠がないとの指摘が出ている。
■南アがロックダウン一部解除、鉱山や工場のフル稼働可能に
南アフリカは1日、新型コロナウイルス対策として実施しているロックダウン(都市封鎖)を一部解除した。停滞していた経済の再生が狙いで、出勤や礼拝、買い物などの外出が認められ、鉱山や工場はフル稼働ができる
■米NY州知事ら、抗議デモがコロナ拡大につながる可能性を警告
米ニューヨーク(NY)州知事を含む政府当局者と公衆衛生専門家は、黒人暴行死事件に端を発する大規模な抗議活動や警察官の大量動員が新型コロナウイルスの感染拡大をさらに進める可能性があると警告した。
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