最新記事
感染症対策韓国、新型コロナウイルス状況下で総選挙 感染者は不在者投票や郵送での投票可能に
韓国は4月15日投開票の国会議員総選挙について、新型コロナウイルス感染者には郵送による投票や事前の不在者投票を可能とする方針。3月撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
韓国は4月15日投開票の国会議員総選挙について、新型コロナウイルス感染者には郵送による投票や事前の不在者投票を可能とする方針。
韓国では、現在治療中の新型肺炎患者が約4000人に上る。陳永・行政安全部長官は「患者の選挙権を最大限保障する」と述べた上で、陰性でも自主隔離下にある人々向けの方策も模索しているとした。
選挙運動期間は2日から始まった。候補者はマスクを着用し、握手や大規模な集会を控えている。
選挙管理委員会は全ての有権者に対し、投票所に行く際はマスクを着用するほか、投票所に備え付けの消毒薬や手袋を使用し、他人との距離を保つよう呼びかけている。また、投票所の入り口で体温測定や消毒措置を行うという。
【関連記事】
・BCGワクチンの効果を検証する動きが広がる 新型コロナウイルス拡大防止に
・中国からの医療支援に欠陥品多く、支援の動機を疑えとEU警告
・人前で「コロナ」と言ったりマスクをするだけで逮捕される国とは
2020年4月7日号(3月31日発売)は「コロナ危機後の世界経済」特集。パンデミックで激変する世界経済/識者7人が予想するパンデミック後の世界/「医療崩壊」欧州の教訓など。新型コロナウイルス関連記事を多数掲載。