最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(27日現在)

2020年4月27日(月)13時27分

■米海軍、解任の空母艦長の復帰を国防長官に求める=関係筋

米海軍指導部は、原子力空母セオドア・ルーズベルト艦内で発生した新型コロナウイルスの対応を巡り解任されたクロージャー前艦長について、復帰させるべきだとエスパー国防長官に進言した。複数の政府関係者が24日に明らかにした。

■エアバス、早急に対応しなければ存続の危機に=CEO書簡

欧州の航空機大手エアバスのギヨム・フォーリ最高経営責任者(CEO)は従業員向け書簡で、新型コロナウイルスによる影響で一段の人員削減が必要になる可能性があるとし、早急に対応しなければ事業の存続が危ぶまれる恐れがあるとの認識を示した。

■米財務省、航空業界向け給与支援で95億ドル追加支給

米財務省は25日、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けている航空業界向けの給与補助として、新たに95億ドルを支給したと明らかにした。

■インド首相、国民に新型コロナ対策の順守求める 感染者の増加続く

インドのモディ首相は26日にラジオ演説し、新型コロナウイルス感染拡大抑制のため全土で実施されているロックダウン(封鎖)とソーシャルディスタンス(社会的距離)政策を順守するよう、国民に求めた。

■米国で新たに複数の州が一部経済再開へ コロラド州など

米国では今週、新たに複数の州が経済再開に向け、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための制限措置を緩和する見通しだ。

■米当局、ヘッジファンドとPEは中小向け緊急融資の対象外と説明

米中小企業庁(SBA)は24日、ヘッジファンドとプライベートエクイティ(PE)は新型コロナウイルス流行で打撃を受けた中小企業向けの緊急融資の対象外だと明らかにした。

■EU、新型コロナで企業支援強化 新たな融資制度を検討=関係筋

欧州連合(EU)の欧州委員会は、新型コロナウイルスの影響を受けた企業を支援するため、2019年の売上高の最大5%に相当する規模の融資を提供することを検討している。関係筋が26日に明らかにした。

■フランス、新型コロナ死者2万2856人 政府は封鎖緩和に向け準備

フランス保健省は26日、新型コロナウイルス感染症による死者が242人増え、計2万2856人になったと発表した。増加ペースは鈍化傾向がここ2週間続いており、政府は5月11日のロックダウン(都市封鎖)緩和に向けて準備を進めている。

■南アの今年度成長率、マイナス6.5%に下方修正=ムーディーズ

格付け会社ムーディーズは24日、南アフリカの今年度(2020年4月-21年3月)国内総生産(GDP)成長率見通しを、マイナス2.5%からマイナス6.5%に下方修正した。来年度はプラス4.5%に戻るとみている。

■米ダイヤモンド・オフショア、連邦破産法第11条の適用申請

エネルギー産業への請負契約掘削サービスを提供する米ダイヤモンド・オフショア・ドリリングは26日、連邦破産法第11条(民事再生法に相当)の適用を申請した。

■中国、新型コロナ関連物資の輸出基準を緩和

中国商務省は25日、新型コロナウイルスへの対応で必要とされている一部医療物資の輸出について、輸入元の国の承認を得ていることを条件に、輸出前に当局の承認を得ることを義務付けた規定を取り下げると発表した。


【関連記事】
・中国・武漢市、新型コロナウイルス入院患者がゼロに 全員退院
・新型コロナウイルスが蝕む孫正義の夢 10兆円の巨大投資ファンド、投資先の大半に問題抱える
・「マスク品切れ」いつまで経っても解消されないのは何故? 多くの人に届ける方策とは
・夏には感染は終息する、と考えていいのか?
・新型コロナウイルス感染症で「目が痛む」人が増えている?

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米政府、コロンビアへの関税・制裁停止 不法移民送還

ワールド

コンゴの反政府勢力、主要都市掌握と表明 国連が攻撃

ビジネス

日鉄との合併撤回要求へ、USスチールにアクティビス

ワールド

韓国当局、チェジュ航空機事故の予備報告書をICAO
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプの頭の中
特集:トランプの頭の中
2025年1月28日号(1/21発売)

いよいよ始まる第2次トランプ政権。再任大統領の行動原理と世界観を知る

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果が異なる【最新研究】
  • 2
    血まみれで倒れ伏す北朝鮮兵...「9時間に及ぶ激闘」で記録された「生々しい攻防」の様子をウクライナ特殊作戦軍が公開
  • 3
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のアドバイス【最新研究・続報】
  • 4
    女性クリエイター「1日に100人と寝る」チャレンジが…
  • 5
    「1日101人とただで行為」動画で大騒動の女性、アメ…
  • 6
    ネコも食べない食害魚は「おいしく」人間が食べる...…
  • 7
    「ハイヒールを履いた独裁者」メーガン妃による新た…
  • 8
    オーストラリアの砂浜に「謎の球体」が大量に流れ着…
  • 9
    軍艦島の「炭鉱夫は家賃ゼロで給与は約4倍」 それでも…
  • 10
    カンヌ国際映画祭受賞作『聖なるイチジクの種』独占…
  • 1
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のアドバイス【最新研究・続報】
  • 2
    戦場に「杖をつく兵士」を送り込むロシア軍...負傷兵を「いとも簡単に」爆撃する残虐映像をウクライナが公開
  • 3
    日鉄「逆転勝利」のチャンスはここにあり――アメリカ人の過半数はUSスチール問題を「全く知らない」
  • 4
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果…
  • 5
    失礼すぎる!「1人ディズニー」を楽しむ男性に、女性…
  • 6
    煩雑で高額で遅延だらけのイギリス列車に見切り...鉄…
  • 7
    被害の全容が見通せない、LAの山火事...見渡す限りの…
  • 8
    いま金の価格が上がり続ける不思議
  • 9
    「バイデン...寝てる?」トランプ就任式で「スリーピ…
  • 10
    軍艦島の「炭鉱夫は家賃ゼロで給与は約4倍」 それでも…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のアドバイス【最新研究・続報】
  • 3
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 4
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 5
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 6
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
  • 7
    中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流…
  • 8
    失礼すぎる!「1人ディズニー」を楽しむ男性に、女性…
  • 9
    地下鉄で火をつけられた女性を、焼け死ぬまで「誰も…
  • 10
    戦場に「杖をつく兵士」を送り込むロシア軍...負傷兵…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中