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感染症対策アイルランド首相、新型コロナウイルス対応で医師に復帰 週1回電話診療
医師の経歴を持つアイルランドのバラッカー首相(写真)が、新型コロナウイルスの感染拡大に対応する医療現場に週に1度、医師として加わる。3月撮影(2020年 ロイター/Steve Humphreys/Pool via REUTERS)
医師の経歴を持つアイルランドのバラッカー首相が、新型コロナウイルスの感染拡大に対応する医療現場に週に1度、医師として加わる。首相府が5日明らかにした。
首相府や現地紙によると、3月に医師の再登録を済ませており、保健サービス委員会(HSE)のシフトに週に1度入り、専門分野について電話で診療を行うという。
バラッカー氏は、医師として7年間勤務した後に政界入り。2013年に医師登録が抹消されていた。
首相府報道官は「首相の家族や友人の多くが医療現場で働いており、首相も多少なりとも力になりたいと望んだ」と説明した。
アイルランドでは、医療現場での人材確保のため、現場を離れている医療関係者に復帰を呼び掛けていた。
アイリッシュ・タイムズは、首相の両親は医師と看護師で、首相のパートナーおよび2人の姉妹とその夫たちも医療従事者と紹介している。
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