豪でトイレットペーパーめぐって乱闘 英・独のスーパーは個数制限で買い占め防止
オーストラリアではトイレットペーパーを巡って乱闘、警察沙汰に
トイレットペーパーの買い占めは南半球でも起こっている。オーストラリアのシドニーで7日、大手スーパーのウールワースでトイレットペーパーをめぐる乱闘が起き、23歳と60歳の母娘が起訴された。
SNSでシェアされたビデオによると、カートいっぱいにトイレットペーパーを積んだ女性2人が、別の女性に掴みかかり、怒鳴りつけている。この女性はトイレットペーパーを1パックだけ譲ってほしいと頼み、それを2人組が拒絶したことが原因のようだ。同スーパーでは先週初め、パニック買い対策として、1人4パックまでとトイレットペーパーの購入を制限したところだった。同様の小競り合いは他のスーパーでも起きているようだ。
Shoppers charged over toilet paper brawl | Nine News Australia
オーストラリアの再生トイレットペーパー生産業者フー・ギブズ・ア・クラップでは、先週4 日に在庫が底をついたという。同社の売り上げは買い占め騒動で8倍も上がった。同社は声明にて、「みなさんの優しさ、共感、冷静を呼び起こすのに私たちにできることは何か、思考を巡らしています。もし余分なトイレットペーパーがあったら、近所の人々が必要でないか確認してください。お気に入りの中華料理店に足を運んでサポートしてあげてください。仔犬のビデオを見てください」と、顧客に落ち着くよう呼びかけている。