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感染症対策マレーシアとタイが入港拒否のクルーズ船「コスタ・フォーチュナ」、シンガポールが受け入れ
イタリアの会社コスタ・クロシエールが運航するクルーズ船「コスタ・フォーチュナ」がマレーシアとタイで新型コロナウイルス感染の恐れを理由に入港を相次ぎ拒否され、シンガポールに向かっていることが、同社の発表で明らかになった。写真は2016年博多港での同クルーズ船。Spaceaero2(CC BY-SA 4.0)
シンガポール当局は、イタリアの会社コスタ・クロシエールが運航するクルーズ船「コスタ・フォーチュナ」の入港を認めることを明らかにした。コスタ・フォーチュナは新型コロナウイルス感染の恐れを理由にマレーシアとタイで入港を拒否されていた。
シンガポールで予定通り10日にクルーズを終える計画だという。イタリア人を含む乗客全員、感染の疑いはないとした。
イタリアでは新型ウイルスの感染者が7375人に達し、中国以外で最多となっている。
同社はまた、3月10日にシンガポールを出発予定のクルーズ旅行を中止すると表明した。
シンガポール海事港湾庁とシンガポール観光庁の共同声明によると、シンガポールで下船する乗客は全員体温測定が必要になるほか、ウイルス検査を求められる場合もあるという。
*内容を追加します。
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