新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(18日現在)
■カナダと米国、国境の一部閉鎖での合意を18日発表=カナダ紙
カナダと米国は18日、国境の一部閉鎖での合意を発表する。加グローブ・アンド・メール紙が複数の関係筋の話として伝えた。商取引は引き続き認められるという。
■サウジ、臨時G20首脳バーチャル会合を提案 新型ウイルス対策で
20カ国・地域(G20)の議長国を務めるサウジアラビアは17日、新型コロナウイルスの感染拡大阻止に向け、来週にバーチャル形式の臨時首脳会合の開催を呼びかけた。
■マレーシアが全土を2週間部分封鎖、新型コロナ感染拡大で
マレーシアは18日、新型コロナウイルスの感染者数が東南アジアで最大となったことを受けた2週間の全土部分封鎖に入った。
■米ビッグ3、全米自動車労組と新型コロナ対策で合意 減産など
ゼネラル・モーターズ(GM)など米自動車ビッグスリーと全米自動車労組(UAW)は17日、約15万人の工場従業員を新型コロナウイルス感染による健康被害から守るため、米国内の生産を縮小すると同時に生産現場の従業員数を制限することで合意した。
■航空会社や航空機メーカーに各国政府が支援措置、新型コロナで打撃
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で航空需要の激減に苦しむ航空会社や航空機メーカーに対し、各国政府が支援に乗り出している。
■台湾、大半の外国人を入境禁止へ 新型コロナで
台湾当局は18日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大半の外国人の入境を禁止すると発表した。在留許可証の保有者と外交官は対象外。
■米財務長官「失業率20%も」、1兆ドル刺激策承認求め上院議員に警告
ムニューシン米財務長官は17日、共和党上院議員らに対し、新型コロナウイルス対策で行動しなければ、米失業率は20%に達し、経済が長期的な打撃を受ける可能性あると警告した。関係筋が明らかにした。
■日米財務相、「下振れリスクへの備えであらゆる措置」 新型コロナで
ムニューシン米財務長官は17日、麻生太郎財務相と電話会談し、両氏は「新型コロナウイルスがもたらす経済、金融への影響に対処するために日米両国がこれまでにとった強力な対策を歓迎する」と表明した。米財務省が声明で明らかにした。
■韓国、新型コロナの新規感染者は93人、4日連続で100人下回る
韓国疾病予防管理局(KCDC)の18日の発表によると、国内の新型コロナウイルスの新たな感染者は93人で、前日の84人から若干増加した。ただ、1日の新規感染者数は4日連続で100人を下回った。
■米ウェイモなど相次いで自動試験走行中止、新型コロナ対策で
新型コロナウイルスの拡大抑制対策として、米国では自動運転車の試験走行中止が相次いでいる。バックアップの運転手の同乗が必要なためという。
■新型コロナ対策、世界的景気後退やデフォルト急増もたらす=S&P
S&Pグローバルは、新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年に世界的なリセッション(景気後退)を引き起こし、米企業のデフォルト(債務不履行)率が10%を超える可能性があると警告した。感染拡大を抑制するための対策によって、経済活動が突然停止することを要因に挙げている。