ナチスとの戦いに向かう、伝説のソ連軍パレード再び
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旧ソ連軍の装備を身に付けて行進に参加したロシア兵 EVGENIA NOVOZHENINA-REUTERS
<1941年の11月7日、ナチス・ドイツ軍がモスクワに迫るなか、旧ソ連軍の兵士たちは10月革命を記念して行進し、前線へと向かった>
第2次大戦当時の旧ソ連軍の制服に身を包んだロシア兵が11月7日、首都モスクワ「赤の広場」で軍事パレードに臨んだ。
1941年の同じ日、ナチス・ドイツ軍がモスクワに迫るなか、兵士たちはここで1917年の10月革命を記念して行進し、その足でナチスと戦うため前線へと向かった。
78年前の伝説のパレードの再現は、今日のロシアにどんな意味を持つのか。
<本誌2019年11月26日号掲載>
【参考記事】ナチスをめぐるロシアとドイツの歴史問題
【参考記事】「空飛ぶハーケンクロイツだ」ドイツ遊園地の乗り物はナチスの象徴に似すぎていた
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