エプスタイン事件が飛び火した伊藤穣一MITメディアラボ所長の支援サイト立ち上がる
2019年8月30日(金)15時30分
すでに伊藤氏は謝罪文を公開しているが
この一件で、伊藤氏は8月15日付の書簡で、公に謝罪しており、「不注意だった」と認めている。またMIT側でも「大学関係者がエプスタインから受け取った金額はあわせて約80万ドル」などとする情報開示のメールが関係者に出されているようだ(メディアラボとは直接関係のない、機械工学の教授も受け取っていたとNYT記事にはある)。
ここで注目したいのは、伊藤氏が謝罪文を公開したあとに、支持表明サイトが立ち上がったという順番だろう。「きちんとデューディリジェンスしてから寄付を受け取るべきところを、それをせずに受け取ってしまったのは自分の判断ミス」という、「謝罪」だけでは済まされない...そう考える人間が学内に存在するということかもしれない。
またNYT記事には、MIT側では「この件に関して事実確認の調査を進める」とする総長の考えも報じられており、このMITでのちょっとした騒動がどういう形で収束するのか、今後の動きに注目したい。
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