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朝鮮半島北朝鮮が再び短距離弾道ミサイル 新型ミサイルの試験との見方
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韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が同日早朝に未確認の飛翔体を数発発射したと明らかにした。写真は、短距離弾道ミサイルの発射を見届ける金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長。今月26日、朝鮮中央通信(KCNA)が配信(2019年 ロイター/KCNA)
韓国軍合同参謀本部は31日、北朝鮮が同日早朝に発射した飛翔体は弾道ミサイルだったと明らかにした。2発発射し、約250キロ飛行したとしている。聯合ニュースは、以前と異なるタイプのミサイルとする鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)・韓国国防相の見方を伝えた。
合同参謀本部によると、飛翔体は北朝鮮東部の虎島半島から発射。追加発射に備えて状況を監視し、迅速に対応できる体制を整えているという。日本政府は「(同国の)安全保障に直ちに影響を与えるような事態は確認されていない」としている。米ホワイトハウス、国防総省、国務省からのコメントは得られていない。
北朝鮮は25日にも短距離弾道ミサイルを2発発射したが、トランプ米大統領とポンペオ国務長官はいずれも問題視しない姿勢を示し、ポンペオ長官は外交協議継続への期待を表明していた。
米政府当局者が30日に明らかにしたところによると、北朝鮮の当局者は先週、ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)当局者に対し、非核化に向けた実務者レベルの協議が「極めて近い将来」再開されると伝えた。
トランプ大統領は30日、ホワイトハウスで記者団に対し、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との関係は良好だとあらためて強調した上で、「何が起きるか見てみよう。何が起きるかは分からない」と述べた。
ポンペオ国務長官は今週バンコクで開かれる東南アジアの安全保障に関する会議に出席する際に北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相と会談する可能性があるとみられていたが、外交筋は李外相が同会議への出席を取りやめたとしている。
前出の米政府当局者も30日、李外相はバンコクを訪問しないようだと話した。
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