最新記事

麻薬密輸

浮いたかつらの中身はコカイン 悪目立ちした男が逮捕される

2019年7月17日(水)08時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

公開された男のマグショット Spanish National Police-REUTERS

<不自然なかつらと挙動不審な様子で怪しまれないとでも思ったのか......>

スペインのバルセロナにあるエル・プラット国際空港で不審な男に視線が集まった。英紙イブニング・スタンダードによると、コロンビア国籍のこの男はボゴダ発のフライトで、バルセロナに到着。入国審査で、いささか緊張した面持ちだったという。

しかし何よりも目を引いたのは、男の頭部。不自然に膨らんだかつらを装着しており、これを不審に思った警察は職務質問を行った。

警察が男にかつらを外すよう指示すると、観念した男の頭にはしっかりと封をされた包みがテープで固定されていた。髪の毛以上の存在感を放つ包みの中身はコカインだった。地元警察が16日に発表した情報によると、コカインの量は503グラムで末端価格は33万ドル(約360万円)に相当。 「麻薬密売人たちの創意工夫は尽きない」とコメントした。

【参考記事】イギリスの川のヨコエビからコカインが検出されて衝撃を与えている

かつら作戦は過去にも

密輸業者がかつらを利用したケースはこれが初めてではない。英ガーディアンによると、2014年にスペインの空の玄関口であるマドリッド・バラハス国際空港で900グラムのコカインをかつらに縫い付けていた女が逮捕された。このほか、1.7キログラムの麻薬の包みを乳房に埋め込んで密輸を図ったケースも報告されている。

スペインはEUで6番目に大きなコカイン消費国とされており、昨年バルセロナのエル・プラット空港で押収されたコカインは100キロを超える。大麻(マリファナ)の消費も多く、フランス、イタリア、チェコに次ぐ第4位の消費国。

【参考記事】ハゲに朗報!合成ビャクダンを頭皮に「嗅がせて」発毛促進:英研究
【参考記事】「無理なハゲ治療」 ついに明かされたトランプヘアの真実

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ゼレンスキー氏、英仏と部隊派遣協議 「1カ月以内に

ワールド

トランプ氏の相互関税、一部発動 全輸入品に一律10

ワールド

米石油・ガス掘削リグ稼働数、2週連続減少=ベーカー

ワールド

台湾の安全保障トップが訪米、トランプ政権と会談のた
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 2
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 3
    4分の3が未知の「海の底」には何がある? NASAと仏宇宙機関が開発した衛星が海底マッピングに成功
  • 4
    ユン韓国大統領がついに罷免、勝利したのは誰なのか?
  • 5
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 6
    地球の自転で発電する方法が実証される──「究極のク…
  • 7
    「パパ、助けて...」壊れたぬいぐるみの「手術」を見…
  • 8
    ロシア黒海艦隊をドローン襲撃...防空ミサイルを回避…
  • 9
    【クイズ】日本の輸出品で2番目に多いものは何?
  • 10
    「最後の1杯」は何時までならOKか?...コーヒーと睡…
  • 1
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 6
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 7
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 8
    5万年以上も前の人類最古の「物語の絵」...何が描か…
  • 9
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 10
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 3
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 10
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中