深海で体長5メートルの巨大サメが至近距離に!(迫力動画)
‘It Was Like Seeing a T. Rex in the Water’
深海でタグを付ける世界初の試みを成功させるため、調査チームはオーシャンXが提供した潜水艇ナディールを使用。3次におよぶ調査で12回余りの潜航を試みた末、6月29日、水深約500メートルでタグの装着に成功した。
「水深500メートルではどんなミッションも達成困難だ」と、ネイラーは本誌に語った。「
それに比べ、この深さでカグラザメを見つけるのはずっと簡単だった。まずまず多く生息しているようだ」
効率的な捕食者
狙ったターゲットに命中したかどうかを確かめるため、チームはサメを撮影。体側からタグが突き出しているのを確認できた。
今のところ世界のカグラザメの生息数は不明だが、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは、カグラザメは「準絶滅危惧種」に指定されている。
主として死肉を食べると考えられているが、IUCNによると、ありつけさえすれば、エイやほかのサメ、イカ、カニ、ナマコ、エビなど、いろいろな獲物を食べる効率的な捕食者だという。
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