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メキシコ国境には米軍だけじゃない、移民嫌いの米民兵組織もやってくる

Troops Preparing for Armed Militias at Border

2018年11月2日(金)19時00分
ジェームズ・ラポルタ,シャンタル・ダシルバ

すでに現地に到着したメンバーは、法律に従い、移民の身柄を国境警備隊に引き渡すことに集中するよう忠告を受けた。だがメンバーは武装しているだろう、とモルガンは言った。

「国境地帯がどれほど危険か、われわれは理解している。有志であるすべてのメンバーの身の安全を確保したい」。さらにこう続けた。「もしメンバーが銃携帯の許可を持ち、銃携帯(オープンキャリー)が合法な地域で活動するなら、そうするのは彼らの権利だ」

トランプ政権の移民に対する強硬姿勢を称賛

トランプは10月31日、中米ホンジュラスやエルサルバドルから数千人規模の移民キャラバンがアメリカを目指して北上するのに合わせ、最大1万5000人の軍隊を派遣すると発表した。

ミニットマン・プロジェクトの報道官は、批判も多いトランプ政権の移民に対する強硬姿勢を称賛して言った。「われわれは常にアメリカの安全とより良い移民政策を求めてきた。トランプ大統領は、正しい方向に向いている」

南部国境に集結するよう求める呼びかけで、ミニットマン・プロジェクトはメンバーにこう伝えている。「自国の主権や法治国家としての名声を擁護することで、人種差別主義者や偽善者、外国人嫌い、ナチス、ファシスト呼ばわりされる筋合いはない。そうした汚名は、われわれ愛国者の美徳を不当に傷つけるために、敵が使っているものだ」

さらに、メディアの取材に応じないようメンバーに警告。米フォックス・ニュースや米新興放送局「ワン・アメリカ・ニューズ」を除く「ほとんどの記者」は、国境に来たメンバーを「敵対的に」報じるはずだ、と釘を刺している。

(翻訳:河原里香)

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