アマゾンなどに「フェイク・レビュー」、英消費者団体の潜入調査で実態判明
2018年10月23日(火)11時04分
無料で提供された商品へのレビューも注意が必要だ。ヤフー・ファイナンスによると、2016年10月までは、レビュー内にその旨を明記する限り、メーカーが商品を無料で提供してレビューを書いてもらうという行為が許されていた。
現在これは禁止され、代わりに「Vine」という制度が登場している。これもメーカー側が無料で商品を提供してレビューを書いてもらうものだが、アマゾンを通じて行われ、「Vine」というバッジが付けられる。もちろんこれはフェイクではなく正当なレビューだが、ヤフー・ファイナンスは、タダでもらったものにはいいレビューを書いてしまうのが人間の性(さが)だと指摘。つまり、必要以上に高めの評価である可能性もある。
最後に、古めのレビューは信頼性が高いと説明している。アマゾンでフェイク・レビューが登場したのは比較的最近の話のため、カリファ氏は「2013年より前のレビューは信頼できる」としている(もちろん例外もある)。
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