最新記事

英王室

ダイアナ元妃を夢中にさせた不倫相手が死去

Diana’s Ex-Lover ‘Consumed Her Thoughts’

2018年9月13日(木)16時00分
カミーユ・ハイムブロッド

1995年にパリを訪問したダイアナ(左はモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンのベルナール・アルノー会長) Charles Platiau-REUTERS

<16歳年上の元愛人ホアはダイアナを性的に目覚めさせた男だった>

故ダイアナ元妃の不倫相手だった美術商のオリバー・ホアがパリの自宅で死去したと、9月11日に英メディアが伝えた。享年73歳。癌で闘病中だった。

ダイアナはホアに夢中だったと伝えられている。ホアも既婚者で、2人はダブル不倫の関係だった。英大衆紙サンのエイミー・ジョーンズ記者によると、ダイアナはダイヤモンドのイヤリングをつけ、毛皮のコートにハイヒール姿で、ケンジントン宮殿からこっそり出て行く姿を目撃され、のちにホアに会いに行っていたことがわかったという。

ダイアナの身辺警護をしていたケン・ウォーフェによると、精神的に辛かった時期に、ダイアナが頼りにしたのがホアだった。「彼女はほとんど常に彼を必要としていた。性的な喜びを初めて教えてくれたのは彼だと、私に打ち明けた。その後に明らかになったさまざまな醜聞も、それで説明がつく」

ホアの洗練された魅力的な物腰に引かれたと、ダイアナはウォーフェに話したという。ダイアナは友人のレディ・バウカーにも、「ハンサムなホア」とイタリアで暮らせたら、どんなに素敵だろうと話していた。

女の子を妊娠していた?

ホアに捨てられた後、ダイアナがひっきりなしに彼に電話をかけて、彼の結婚生活を脅かそうとしたという話も伝えられている。ダイアナはかなり後になってからインタビューで、6〜9カ月の間に何度か電話したことはあっても、かけ続けたことはないと言っていた。

『ダイアナ"本当の私"』の著者であるレディ・コリン・キャンベルも、ダイアナは精神的に苦しかった時期にホアに支えられたと話している。ダイアナは妊娠し、人工妊娠中絶をさせられたと言われている。キャンベルによると女の子だった可能性があるという。父親の名前は明らかにされていない。

ダイアナの長年の友人ビビエンヌ・パリーは、ダイアナは夫以外の男性の子供を妊娠したことも、中絶をしたこともないと断言する。「この手の話には何の信憑性もない」

本人に確かめようにも、ダイアナは21年前、パリで別の愛人と共に交通事故で亡くなり、真実は永遠に藪の中だ。

(International Business Times)

【お知らせ】ニューズウィーク日本版メルマガのご登録を!
気になる北朝鮮問題の動向から英国ロイヤルファミリーの話題まで、世界の動きを
ウイークデーの朝にお届けします。
ご登録(無料)はこちらから=>>

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

貿易分断で世界成長抑制とインフレ高進の恐れ=シュナ

ビジネス

テスラの中国生産車、3月販売は前年比11.5%減 

ビジネス

訂正(発表者側の申し出)-ユニクロ、3月国内既存店

ワールド

ロシア、石油輸出施設の操業制限 ウクライナの攻撃で
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 2
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2人無事帰還
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    あまりにも似てる...『インディ・ジョーンズ』の舞台…
  • 6
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 7
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 8
    「隠れたブラックホール」を見つける新手法、天文学…
  • 9
    イラン領空近くで飛行を繰り返す米爆撃機...迫り来る…
  • 10
    【クイズ】アメリカの若者が「人生に求めるもの」ラ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 3
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「最大の戦果」...巡航ミサイル96発を破壊
  • 4
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 5
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 6
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 7
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 8
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 9
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
  • 10
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中