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朝鮮半島米韓合同軍事演習、追加的な中止は計画せず=米マティス国防長官
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8月28日、米国のマティス国防長官は、韓国との大規模な合同軍事演習を追加的に中止する計画はないと述べた。写真は2017年4月に韓国で実施された米韓合同軍事演習の実弾演習の模様。抱川市で撮影(2018年 ロイター/Kim Hong-Ji)
米国のマティス国防長官は28日、韓国との大規模な合同軍事演習を追加的に中止する計画はないと述べた。
マティス長官は記者会見で、来年の演習についてはまだ何も決定されていないとしながらも、北朝鮮に誠意を示すための演習中止は無期限のものではなかったと指摘。「シンガポールで行った米朝首脳会談を受けた誠意の表現としていくつかの大規模な演習を中止する措置を取ったが、現時点では追加的な演習中止の計画はない」とし、中止の対象にならなかった小規模な演習は現在も継続されていると述べた。
トランプ大統領が一方的に合同軍事演習の中止を決定したことについては、北朝鮮に対する早過ぎる時期での譲歩として一部から批判の声が上がっていた。
北朝鮮を巡って、トランプ大統領は24日、米国が目指す朝鮮半島の非核化に向けた進展が遅過ぎるとして、ポンペオ国務長官の訪朝計画を突然中止している。
