記録的猛暑の欧州 犬は靴をはき、原発は止まる...
2018年8月8日(水)13時16分
ドイツ警察はツイッターで水撒きチャレンジ
一方、ドイツの警察は公共の街路樹の水やりに勤しんでいる。ベルリンやハンブルクなど北方の都市ではじまり、そのうちベルリン警察がツイッターでドイツ全国やお隣オーストリアの警察に「水撒きチャレンジ」を提案。フランクフルトの警察はこれに応じて証拠写真をツイートしたが、ミュンヘンやウィーンなど、最近雨に恵まれた地域はこれをスルーした。
ドイツで頑張っているのは警察だけではない。中部のシェンクレングスフェルトという村では、ドイツ一古いとされる、樹齢1200年の菩提樹の一種を干ばつから守ろうと村人が決起。毎週木曜日に幼児から大人まで、バケツ、たらい、ホースなど、各人ができる範囲で水を持ち寄り、村のシンボルである木に与えている。
大切なのは村人の団結、とその発起人は言う。木が潤った後は、集まった人間が潤う番。木陰に集まり、音楽を聞きながらビールを飲み、一体感を楽しんでいるようだ。
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