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非核化北朝鮮、プンゲリ核実験場を23─25日に廃棄と発表 海外の取材認める
北朝鮮が豊渓里(プンゲリ)の核実験場。2017年4月撮影。提供写真(2018年 ロイター/Airbus Defense & Space and 38 North)
北朝鮮は、北東部の豊渓里(プンゲリ)核実験場を5月23日から25日の間に廃棄する方針を明らかにした。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が12日に報じた。全ての坑道を爆破して入り口を封鎖し、観察施設や研究所も全て撤去するほか、警備員も撤収させる。日程は天候次第という。
KCNAは「北部核実験場の廃棄を透明性のある形で示す」ため、米国や韓国などのメディアの取材を認めると伝えた。
トランプ大統領はツイッターに「北朝鮮は6月12日の米朝首脳会談前に核実験場を廃棄すると発表した」と投稿し、「非常に賢明で礼儀正しい行為だ」とした。
韓国大統領府も13日、非核化の意思を言葉だけでなく行動によって示したものだと歓迎した。
韓国は先月、北朝鮮が豊渓里核実験場の廃棄の際に米国と韓国の専門家を招く意向であることを明らかにしていたが、KCNAはこれについては言及しなかった。
韓国外務省は13日、「北朝鮮の完全な非核化」について協議するため、政府高官が今週、ウィーンの国際原子力機関(IAEA)を訪れると発表した。
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