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安倍内閣支持率続落 政権不支持と麻生財務相「辞任すべき」ともに5割に

2018年4月23日(月)09時49分

4月23日、毎日新聞朝刊は、安倍晋三内閣の支持率が前回比3ポイント低下の30%となり、不支持率49%を下回ったと伝えた。写真は11日、衆議院予算委員会での安倍首相(右)、麻生財務大臣(中央)、小野寺防衛大臣(左)(2018年 ロイター/Toru Hanai)

23日付毎日新聞朝刊は、安倍晋三内閣の支持率が前回比3ポイント低下の30%となり、不支持率49%を下回ったと伝えた。また、同日付読売新聞朝刊は、内閣支持率が同3ポイント低下の39%、不支持率は53%だったと報道した。福田淳一財務次官がセクハラ疑惑で辞任した問題で、「麻生太郎財務相が責任を取って辞任すべき」との回答は、毎日が51%、読売が50%だった。

毎日の調査で、支持率が不支持率を下回ったのは2カ月連続。読売の調査では、3月9─11日調査から3回連続で支持率が低下。低下幅は計15ポイントになったとしている。

財務省の不祥事を含む一連の問題で、安倍首相に責任があるかどうかの質問に、毎日の調査では、「責任がある」が64%、「ない」が22%。読売では、「責任が大きい」が74%、「そうは思わない」が20%だった。


(田巻一彦)

[ロイター]


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