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軍事トランプ政権、日本への迎撃ミサイル売却承認 北朝鮮の脅威に対応
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1月9日、米政府は、北朝鮮の核・ミサイル開発による脅威を踏まえ、新型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」の日本への売却を承認した。国務省の当局者が明らかにした。写真は都内で昨年2月撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung Hoon)
米政府は、北朝鮮の核・ミサイル開発による脅威を踏まえ、新型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」の日本への売却を承認した。国務省の当局者が9日、明らかにした。
国務省はこの日、同ミサイル4発と関連装備品を日本に1億3300万ドルで売却する方針について、議会に承認を求めた。
同ミサイルは米防衛機器メーカーのレイセオンと英航空・防衛大手BAEシステムズが製造。当局者は日本への売却について、「北朝鮮の挑発的行動によって脅かされている同盟国に追加の防衛能力を提供するというトランプ大統領の約束」に沿っていると説明した。
日本は12月に米国製の陸上型迎撃システム「イージス・アショア」の導入を正式に決定している。
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