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中台関係台湾を中国軍機が周回飛行 中国側「定例演習」と主張
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12月27日、中国空軍が台湾の周囲を回る「周回飛行」を増やしている問題で、中国国務院・台湾事務弁公室の報道官は27日、「(台湾側は)いずれ慣れるだろう」との認識を示した。 写真は人民解放軍。北京で2015年8月撮影(2017年 ロイター/Damir Sagolj)
中国空軍が台湾の周囲を回る「周回飛行」を増やしている問題で、中国国務院・台湾事務弁公室の報道官は27日、「(台湾側は)いずれ慣れるだろう」との認識を示した。
中国政府は、昨年の台湾総統選で独立志向を持つ民主進歩党の蔡英文氏が勝利して以降、台湾に対する敵対的な姿勢を強めている。
中国国営メディアは今月、中国軍機の台湾周回飛行を大きく報じている。
中国国務院の台湾事務弁公室の報道官は、今後も周回飛行を続けるのかとの質問に、周回飛行は定例演習だとの立場を改めて表明。「いずれ慣れるだろう」との認識を示した。
台湾の頼清徳・行政院長は年末の会見で、日米韓3カ国が中国空軍の活動を注視していると指摘。蔡英文総統の下で中台の平和的な関係を望むと表明した。
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