最新記事

中国政治

習近平、金正恩からの祝辞に返礼 北朝鮮との「関係発展望む」 

2017年11月2日(木)10時45分

11月2日、中国の習近平国家主席は、中国共産党新指導部の発足にあたり祝辞を送った北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長(写真)に返したメッセージで、中朝関係の発展を望むと述べた。KCNA提供写真(2017年 ロイター/KCNA)

中国の習近平国家主席は、中国共産党新指導部の発足にあたり祝辞を送った北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に返したメッセージで、中朝関係の発展を望むと述べた。北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた。

KCNAによると、習主席は1日付のメッセージで「新たな状況の下、中国が北朝鮮とともに持続可能で健全かつ安定的な発展に向けた両党間および両国間の関係促進に努め、地域の平和と安定の維持と共通の繁栄に貢献することを望む」と述べた。

金委員長は中国共産党大会が閉幕した先週、二期目の指導部を発足させた習主席に「成功を祈る」と祝意を伝えた。

中朝間では慣例的な外交文書のやりとりのほか、政治的な節目に祝辞を送ることはあるが、今回のように指導者が個人的なメッセージを交わすのは異例。

[ソウル 2日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2017トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

【お知らせ】ニューズウィーク日本版メルマガのご登録を!
気になる北朝鮮問題の動向から英国ロイヤルファミリーの話題まで、世界の動きを
ウイークデーの朝にお届けします。
ご登録(無料)はこちらから=>>

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

韓国当局、尹氏の拘束執行中止 大統領公邸に進入も警

ビジネス

北海「開放」を、トランプ氏が主張 石油ガス生産縮小

ワールド

韓国大統領代行、韓米日の協力継続を表明 米大使らと

ビジネス

日鉄のUSスチール買収、米大統領が阻止決定=関係者
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ISSUES 2025
特集:ISSUES 2025
2024年12月31日/2025年1月 7日号(12/24発売)

トランプ2.0/中東&ウクライナ戦争/米経済/中国経済/AI......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    カヤックの下にうごめく「謎の影」...釣り人を恐怖に突き落とした「超危険生物」との大接近にネット震撼
  • 2
    早稲田の卒業生はなぜ母校が「難関校」になることを拒否したのか?...「アンチ東大」の思想と歴史
  • 3
    「これが育児のリアル」疲労困憊の新米ママが見せた赤ちゃんハプニングが話題に
  • 4
    イースター島で見つかった1億6500万年前の「タイムカ…
  • 5
    地下鉄で火をつけられた女性を、焼け死ぬまで「誰も…
  • 6
    真の敵は中国──帝政ロシアの過ちに学ばない愚かさ
  • 7
    青学大・原監督と予選落ち大学の選手たちが見せた奇跡…
  • 8
    中高年は、運動しないと「思考力」「ストレス耐性」…
  • 9
    JO1やINIが所属するLAPONEの崔社長「日本の音楽の強…
  • 10
    「少数与党」でモヤモヤする日本政治だが、そのしな…
  • 1
    地下鉄で火をつけられた女性を、焼け死ぬまで「誰も助けず携帯で撮影した」事件がえぐり出すNYの恥部
  • 2
    真の敵は中国──帝政ロシアの過ちに学ばない愚かさ
  • 3
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊」の基地で発生した大爆発を捉えた映像にSNSでは憶測も
  • 4
    ヨルダン皇太子一家の「グリーティングカード流出」…
  • 5
    「腹の底から笑った!」ママの「アダルト」なクリス…
  • 6
    JO1やINIが所属するLAPONEの崔社長「日本の音楽の強…
  • 7
    イースター島で見つかった1億6500万年前の「タイムカ…
  • 8
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 9
    カヤックの下にうごめく「謎の影」...釣り人を恐怖に…
  • 10
    流石にこれは「非常識」?...夜間フライト中に乗客が…
  • 1
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 2
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊」の基地で発生した大爆発を捉えた映像にSNSでは憶測も
  • 3
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 4
    ロシア兵「そそくさとシリア脱出」...ロシアのプレゼ…
  • 5
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 6
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 7
    半年で約486万人の旅人「遊女の数は1000人」にも達し…
  • 8
    「腹の底から笑った!」ママの「アダルト」なクリス…
  • 9
    「炭水化物の制限」は健康に問題ないですか?...和田…
  • 10
    ミサイル落下、大爆発の衝撃シーン...ロシアの自走式…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中