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米朝関係中国とロシアがトランプ大統領に「自制」要請 北朝鮮巡る発言受け
2017年10月10日(火)09時09分
10月9日、ロシアと中国は、トランプ米大統領(写真)が週末に示した北朝鮮への対応を巡る発言を受け、自制を要請した。ノースカロライナ州で7日撮影(2017年 ロイター/Yuri Gripas)
ロシアと中国は9日、トランプ米大統領が週末に示した北朝鮮への対応を巡る発言を受け、自制を要請した。トランプ大統領は北朝鮮への対応で「効果があるのはひとつだけ」と発言し、軍事行動を視野に入れていることを示唆した。
ロシアのペスコフ報道官は、トランプ大統領の発言に関する記者団からの質問に対し、「ロシア政府は引き続き関係各国に対し自制を促し、状況の悪化を招くいかなる措置をも回避するよう要請していく」と応じた。
また、米国がイラン核合意の順守を否定する可能性を示唆するトランプ大統領の発言については「マイナスの結果」を招くとの認識を示した。
中国外務省の報道官は、北朝鮮情勢は極めて複雑かつ深刻であるとし、関係各国は自制すべきとの考えをあらためて示した。
[モスクワ 9日 ロイター]
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