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ロシア疑惑セッションズ米司法長官、職務継続を強調 トランプの批判受け
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7月20日、セッションズ米司法長官は、ロシアの米大統領選干渉疑惑に関する調査から自身が外れた問題でトランプ大統領から厳しい批判を受けたことについて、批判の正当性は認めず、適切と認められる限り職務を全うすると述べた。司法省で撮影(2017年 ロイター/Aaron P. Bernstein)
セッションズ米司法長官は20日、ロシアの米大統領選干渉疑惑に関する調査から自身が外れた問題でトランプ大統領から厳しい批判を受けたことについて、批判の正当性は認めず、適切と認められる限り職務を全うすると述べた。
同長官はサイバー犯罪取り締まりに関する記者会見で、「われわれはこの職務と司法省を愛している。適切と認められる限りそれは変わらない」と語った。
セッションズ氏は3月、ロシアが昨年の米大統領選に干渉したかどうかに関する司法省の調査から外れると表明。トランプ氏は19日、米ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙とのインタビューで、セッションズ氏が同調査から外れると知っていたら、司法長官に指名しなかったと述べている。
セッションズ氏は「わたしは司法長官を務められることを光栄と感じており、自分自身に関するこれまでのいかなる想定も超える職務だ」と強調した。
一方、サンダース大統領副報道官は同日、トランプ氏はセッションズ氏が調査から離脱したことに失望しているが、「信頼していることは明白で、だからこそ司法長官に指名した」と述べた。
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