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メラニア夫人が手つなぎ「拒否」、トランプは弱っている?

2017年5月24日(水)19時32分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

トランプに解任されたFBI(米連邦捜査局)のジェームズ・コミー前長官にも、似たような経験がある。ニューヨーク・タイムズによれば、コミーは友人のベンジャミン・ウィッテス(ブルッキングズ研究所上級研究員)に、トランプとのこんなやり取りを語っていたという。

1月、大統領就任直後のことだが、法執行関係者らが集められたホワイトハウスの一室でのこと。FBI長官として大統領と親しくなるべきでないと考えていたコミーは、できるだけ目立たないよう部屋の隅に立っていた。終わりまでトランプに名前を呼ばれないよう願っていたというが、結局、見つかってしまう。

「ああ、それからジムだ」とトランプ。「彼は私よりも有名になった」

仕方なくコミーは、部屋を横断してトランプの元へと歩いていくが、せめてハグはされないようにしようと考え、自ら手を差し出してトランプと握手をした。しかしその瞬間、トランプがグイッと長身のコミーを自分のほうに引き寄せ、結局ハグをする羽目になった。

今回、トランプの手に"反旗を翻した"のは、12年連れ添った妻だ。何が理由なのか真相はわからないままだが、ひとつ言えるのは、トランプのいつもの力強さが見られないことだろう。



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