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朝鮮半島訪韓の米国務長官「北朝鮮に対する戦略的忍耐の政策は終わった」
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3月17日、ティラーソン米国務長官(写真左)は、北朝鮮に対する戦略的忍耐の政策は終わったと述べた。また、北朝鮮に対する「包括的な能力」を開発していると明らかにした。写真はソウルで撮影、写真右は韓国の尹炳世外相(2017年 ロイター/JUNG Yeon-Je)
ティラーソン米国務長官は17日、北朝鮮に対する戦略的忍耐の政策は終わったと述べた。また、北朝鮮に対する「包括的な能力」を開発していると明らかにした。
訪問中の韓国で、尹炳世(ユン・ビョンセ)外相との共同記者会見で語った。
尹外相は、韓国と米国は北朝鮮の完全な非核化という目標を共有していると明言。また、配備中の防衛ミサイルシステムは北朝鮮のみを念頭に置いたものであり、他のいかなる国も対象とならないと強調した。
高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備を巡っては、中国が自国の安全保障を損なうとして強く反発している。
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